制服で生まれる心理効果【服装で見抜く】

私たちは制服に、ある一定のイメージを持っています。

たとえば、白衣には面倒見が良く頼りになるイメージを、
警察官の制服には、ルールに厳しく堂々としたイメージを
持っている人も多いと思います。

しかしこれらは、
私たちが勝手に抱くバイアス(偏見、先入観)です。

バイアスが恐いのは、警察官の格好をした男に
「この車両に爆発物が設置されているとの情報がありました」
と言われると、男をほぼ無条件に信用してしまうことです。

これは、かつて起こった3億円事件の犯行手法ですが、
犯人は、人が制服に抱くバイアスを巧みに利用していました。

このように、制服は権威の力で人を動かす武器として
悪用されることもあります。

もちろん、制服は人間性を保証するものではないので、
特に盲目的に権威に従ってしまう傾向がある人は、
人の心理を見抜く力を養うのが賢明です。

権威については、
詳しくはこちらの無料レポートをどうぞ。

 ⇒ 『人を動かす7つの武器【権威】』

ピグマリオン効果とは

制服は他者に一定のイメージを与えるだけでなく、
制服を着ている本人自身にも、
ピグマリオン効果という心理効果を与えます。

ピグマリオン効果とは、
人は、期待されたとおりの成果を出す傾向がある
ことを指します。

つまり、制服に対する期待(イメージ)に沿うように、
制服を着た本人が行動をとる、ということです。

白衣を着れば、頼りがいがあり面倒見が良いように、
警察官の制服を着れば、ルールに厳格に堂々と振る舞う
ようになるのです。

その振る舞いは、本来の人間性を隠してしまいますから、
制服を着た彼が、ヒツジの皮を被ったオオカミでないとは
言い切れないということです。

このようなことから、人の心理を見抜くには、
自分にも観察相手にもバイアス(偏見・先入観)がかかっている
ということを、まずはじめに認識する必要があるのです。

心理テクニック

制服には強いバイアス(偏見・先入観)がかかっている

制服は、人間性を保証するものではない

人は、期待されたとおりの成果を出す傾向がある

制服を着た人は、制服に対するイメージどおりに振る舞う

自分のメガネは曇っている(ありのままを見ていない)
 ということに、まず気づくことが大切



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