無表情の人の心理を見抜く【表情で見抜く】

人の表情を観察していると、あなたも
電車に乗っている人が、たいてい無表情だと気づくでしょう。

観察者である私たち自身も、
一人で電車に乗っているときは無表情を決め込んでいます。

なぜ、電車に乗っている人は皆、無表情なのでしょうか?

無表情の心理を読む

現代は、街を歩けばそこかしこに情報が溢れています。

視覚を刺激するポスター、標識、看板、
聴覚を刺激する他人の声、着信音、呼び込み、工事の騒音。

そして、ファストフード店の前を通れば、
さまざまな匂いが嗅覚を刺激しています。

電車内でも、ポスター、中吊り広告、車内アナウンス、
他人の話し声、香水、と常に情報が溢れかえっています。

もしも、これらをすべて処理するとなると
エネルギーの大半を情報処理に使ってしまいます。

しかし、このような過剰な情報をいちいち処理するのは
生活していくうえでは非効率(優先順位が低い)なので、
私たちは、あえて無関心を装っているというワケです。

それが、電車内で無表情の人が多い理由です。

アメリカの心理学者であるスタンレー・ミルグラムは、
押し寄せる過剰な情報や刺激を減らすために、
人は、次のような行動をとると言っています。

(1)人との関わりを極力減らす
(2)重要でない情報は無視する
(3)責任を他人に押し付ける
(4)情報をできるだけ短時間に処理をする

ミルグラムは、このような行動をとる人々を退避症候群と呼んでいます。

つまり、人は、過剰な情報に飲み込まれると
できる限り無関心を装い、ストレスを減らそうとするのです。

もしも、あなたの同僚が常に無表情だったら、
彼は、この情報社会に疲れきっているのかも知れません…

心理テクニック

無表情にも、深層心理が隠れている

人は、情報を処理しきれなくなると無表情を装う



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