明治維新のおきた心理学的な理由【希少性】

希少性は意図してつくることができます。

「限定品」と謳えば特別なモノだと思いますし、
「○○はするな!」と言えばしたくなるのが人情です。

もし、あなたが希少性をもっと有効利用したければ、
「競争相手をつくる」こともオススメです。

あなたの生活圏内でも、競争相手を意図的につくることで、
売上げを大きく伸ばしているところがあるはずです。

タイムセールやバーゲンセールが最たるものです。

スーパーやデパートでよく見かけると思いますが、
タイムセールなどで時間に制限をつけることでお客を集め、
お客同士を競争させることで購買意欲を高めています。

そのほかにも競売は、販売者から見たら
競争相手をつくる格好のシステムです。

場の空気にのまれ、いろいろ買ったはいいけれど、
家に帰って「なんでコレ、買ったんだ?」ってなったこと
あなたは、ありませんか?

明治維新の原因も希少性による効果?

現代に暮らす我々だけでなく歴史をさかのぼってみても、
希少性によって人びとが動かされてきたということが
分かります。

ジェームス・C・デービスによると、
希少性こそが政治紛争や革命の大きな原因になっている
といいます。

しかも、彼によると
革命の担い手になりやすいのは、よりよい生活の味を
幾分かも経験した人々
といいます。

これからも得られると思っていた利益を
失うかもしれないという制限に気づくと、
人は、その利益により執着します。

以前ご紹介した、心理的リアクタンスという理論です。

 ⇒ 「心理的リアクタンスとは?」

明治維新は、反幕府の武士による幕府に対する革命ですが、
「このまま幕府が欧米による支配を段階的に認めていくと、
自分たち武士としての特権がままならなくなる」と
あせりを感じたことも大きな要因でしょう。

武士としての今の生活に制限がかかると感じ、
いっそう武士の特権に執着したのかも知れません。

あいにく、明治維新後は
俸禄(武士の給料)の支払いも難しくなり、
士族は段階的に廃止、武士の特権を守るための最後の革命、
西南戦争にも負けてしまいましたが…

明治維新を牽引してきた長州藩、薩摩藩の武士の多くは、
その後も、政治の中心で安住できたのでしょうが…

武士の生活を守るための革命が急速な近代化を招き、
ほとんどの武士にとっては生きづらい世の中になったのは、
ちょっと皮肉ですね。

心理テクニック

・人は希少性のあるモノにほど、価値を置きやすい

希少性は意図的につくりだすことが出来る

希少性をより効果的に使うなら、わざと競争相手をつくれ

・ある対象が制限されるほど、それに執着するようになる

一度甘い蜜を吸った人間はなかなか既得権益を手放せない

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