服装に騙されています【権威】

私たちは、権威者に盲目的に従いやすいだけでなく、
彼らの見せかけの権威にも影響を受けています。

見せかけとは、前回の肩書きもそうですが
服装も大きく影響を与えます。

制服がその最たる例です。

警察の制服を着た人を見かけると
なぜか、ちょっと緊張していませんか?

なにも悪いことしてないのに…

テレビに出ている、いわゆる「専門家」が
白衣を着ていたり、なぜか本がぎっしりつまった
本棚の前でコメントしていたり。

中には、医者じゃないのに白衣を着ている人もいます。

カウンセラーは医師免許を持ってなくても名のれますが、
なぜ、彼らは白衣を着ているのでしょうか?

気づいてましたか?

すべて、自分の発言に権威をまとわせるための
テクニックなんです。

人は見た目が9割

アメリカの心理学者のレオナード・ビックマンは、
「人は、人を服装で判断している」ということを
裏付ける実験をしています。

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電話ボックスの棚のすぐ見えるところに
10セント硬貨を置いておきます。

だれかが電話ボックスの中に入って
10セント硬貨を使ったのを確認したら、
「ここに10セントを置き忘れたのですが、
見かけませんでした?」とたずねます。

すると、こちらの服装がスーツにネクタイだった場合は
77%の人が10セントを返してくれたのに対し、
こちらがみすぼらしい格好だった場合は
23%の人しか10セントを返してくれなかったのです。

詐欺師もよく使う権威の力

たとえ人格が伴っていなくても
私たちに影響力を振るう権威は脅威ですらあります。

というのも詐欺師もよく使うんです、権威を。

振り込め詐欺が横行するようになって久しいですが、
なかには、こんな手を使った狡猾な輩がいるそうです。

犯人の手口は次のとおりです。

犯人は「○○警察署の××です」と
警察官を名乗って電話をかけてきます。

「振り込め詐欺の犯人を捕まえました。犯人はあなたの名義の通帳を持っています。
キャッシュカードを新しくするか、指紋認証カードに変更したほうが良いでしょう。
今から銀行協会の者が、キャッシュカードを取りに行きます」などと言います。

その後、銀行協会の職員を名乗る男が自宅などに来て、
通帳とキャッシュカードを受け取り、名刺や預かり証を渡して帰ります。

彼らは、偽装した身分証も持っていますから
見抜くのも大変です。

もちろん、ピリッとしたスーツを着込んでくるでしょう。

このように、
肩書き制服も、簡単に偽装できちゃうんです。

くわばらくわばら。

心理テクニック!

・人は権威を持つ相手にほど、無条件に従いやすい

・肩書きは人の知覚を狂わす(バイアスをかける)

・肩書きや服装は簡単に偽装できる

・だから「見せかけ」だけで人を判断せず本質を見抜く



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