権威の恩恵と弊害【権威】

今回は、権威による恩恵と弊害をお届けします。

権威の恩恵

権威のパワーは、私たちに小さな頃から
多くの影響を与えてきています。

個人的なことで言えば、親や教師に従っていれば
食べ物や寝場所を与えてもらえたり
危機から逃れることができます。

社会に出ても、経営者、医師、税理士などの「権威者」に
従っていれば、不利益を受ける可能性は減ります。

社会的なことで言えば、政府に従っていれば
人として最低限の暮らしを享受できます。

無政府状態になれば、外交による利益や、国防による安心
教育サービスを得ることもできません。

このように、小さな頃から権威に従うことで
利益を享受してきた私たちは、意識はしていませんが
これらの恩恵を失うことを無意識的に恐れています。

その恐れが、あなたを盲目的に権威に従わせ
ときに、あなたに弊害をまねく
こともあるのです。

盲目的に権威従う弊害

人は、考えると脳が大量にエネルギーを使うので
無批判に「何か」に従っている方が楽だと感じます。

しかも、「権威者」に従っていれば多くの場合
多大な利益を享受できるので、私たちは考えることなく
無条件に、権威に従うことが習慣になっています。

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「権威者」は、私たちより知識や経験に優れているので
多くの場合は、「権威者」に従ってもいいでしょうが、
万が一、その「権威者」の判断が間違っていた場合は
無条件に従った結果、不利益を被るのは私たち自身です。

特に健康は、私たちの命に係わる問題なので
その道の権威である「医師」の発言の正否は
まさに「命取り」にもなりかねません。

医療に限りませんが、特に「学問や政治」の世界は
ピラミッド型の組織構造(ヒエラルキー)になっています。

トップの「医師」の判断が絶対的となり
看護師、薬剤師の判断を通さずほぼ無条件に
消費者である私たちにその判断結果が下されます。

アメリカで耳鼻科の医師が右耳(Right ear)に処方する薬を、
カルテに「Place in R ear」と書いたところ、
看護師は疑うことなくお尻(Rear)に薬を処方したという
笑い話があるくらいです。耳鼻科なのに 笑

そりゃ、私たちは「医師は100%正しい判断をする」
と期待したいところですが、平均的な誤診率は12%もあり
その12%に、命に係わる誤診がないとは言い切れません。

1964年に東大名誉教授の沖中重雄さんは
「私の教授在任中の誤診率は14.2%である」
と発表しましたが、人間である以上、過ちはつきものです。

効果的に改善するのなら「誤診率をなくす」のではなく
一人ひとりが、権威には従いやすいことに気づき
「自ら考えること」を習慣にする
ことでしょう。

そのためにも、ぜひ、第3者の意見にも耳を傾けましょう。

医療でいう「セカンドオピニオン(第二の意見)」ですね。

ザ・心理テクニック

・人は権威を持つ相手にほど、無条件に従いやすい

・「人は権威に従いやすい」と気づく

・一つの意見だけを鵜呑みにせず反対意見にも耳を傾ける

・多数の意見を聞いてから、自分が納得できる判断をする



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