うさ脳とは?【うさ脳】
人間観察が趣味だと豪語する人間に限って、
「街中にいた面白い人」の「面白い行動」しか見ていないものです。
その人の心理面まで見ている人は数少ないでしょう。
だからこそ、ライバルと差別化しやすいところでもあります。
その中でも、脳の使い方というのは、
人間をある程度大まかに仕分けるのに非常に便利です。
知っている人も多いかとは思いますが、脳は左右でその働きが異なります。
1981年にノーベル賞学者ロジャー・W・スペリーが発見したのがはじまり。
右脳は…
イメージや想像力、創造性、直感やひらめきをつかさどる。
ものごとを並列処理(同時に処理)できる。
(潜在意識の領域に近い)
左脳は…
話し言葉や書き言葉などの言語認識、論理的思考、科学的思考や推論、
計算などをつかさどる。
ものごとを直列処理(一つひとつ段階的な処理)しかできない。
(顕在意識(表層意識)の領域に近い)
そしてこの右脳左脳の働きを、
インプットとアウトプットの両面から見ていくのが「うさ脳」といいます。
インプットとは…
相手の言葉や言い方、態度、場の空気や目で見える背景などなど、
自分の外部の情報をどのように受け止めるか。
どちらの脳をより使うのかを指します。
アウトプットとは…
自分の言葉や行動など外部への表現方法を、どのように行うか。
どちらの脳をより使うのかを指します。
以下、インプット脳アウトプット脳の順番に表記していくので、
「うう脳」→インプットもアウトプットも右脳
「ささ脳」→インプットもアウトプットも左脳
「うさ脳」→インプット右脳アウトプット左脳
「さう脳」→インプット左脳アウトプット右脳
ということになります。
その組み合わせは4パターンしかありませんが、
あくまでどのように世界を捉えアウトプットするかの傾向を表すもので、
うさ脳は、絶対この性格が当てはまるはずだとか、
ささ脳は、このように行動するに違いない、というものではありません。
白と黒の間に、無限のグレーがあるように、
人間にも白黒つけられないグレーゾーンが、無限に広がっているのです。
次回は、インプットにおける右脳と左脳の働きの違いをご紹介します。


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