好意のルールとは?【人を動かす】
今回から、第4の武器となる
好意のルールについてお伝えします。
私たちは、自分が好意を持っている知人から何かを頼まれると
ほとんどの場合「イエス」と言ってしまいます。
すごく当たり前のことですね。
このような、人の行動原理を好意のルールといいます。
だたし、実はあなたのまったくの赤の他人が
この好意のルールをつかって、私たちを動かそうとしている事実を知ったら
心穏やかじゃないはずです。
きのうの他人は今日の友
人を動かす達人たちは皆、好意を持っている人に何かを頼まれると
つい「イエス」と言ってしまう圧力がかかるということを知っています。
もし、あなたが販売・セールスをしたことがあれば
「紹介営業」がとても強力なセールス手法だと聞いたことがあるでしょう。
営業マンに「○○さんから、あなたを訪問するように言われて来た」と
友人の名前を告げられたら、その友人の頼みを断るような感覚におそわれ、
むげに断るのも気が引けるというものです。
しかし、紹介営業だけならいざ知らず
人を動かす達人たちは、既存の友人関係がまったくないところでさえ
私たちが彼らに好意を持つように仕向けてくるから厄介です。
人が人を好きになる理由
では人が人を好きになる原因は、いったいどこにあるのでしょう。
これは、人を故意に動かす必要のない人でも気になるところでしょう。
なぜなら、誰でも他者から好意を持ってもらった方が
嫌われるよりお得なことが多いと、生まれながらに知っているからです。
ということで次回は、「人が人を好きになる4つの理由」をお届けします。
ザ・心理テクニック
・人は好意を持つ相手にほど「イエス」と言いやすい
・人を動かす達人は、自分に好意を持ってもらう術を身につけている
・人が人を好きになる要因は大きく4つある
