フットインザドアを活かす第4の条件【コミットメントと一貫性】

今回は、フットインザドアを活かす4つの条件のうち
「④自分の意思で選ぶ(選んだと思わせる)」をお届けします。

もっとも重要なこと

これまで一貫性、とりわけフットインザドアに関する
重要なステップについてお伝えしてきました。

相手のセルフイメージを変化させて「将来の行動」をコントロールするには

①なんらかの行動を含み
②人前で行われ
③労力をかけさせる

ことが効果的な方法でした。

しかし、それら3つの条件を合わせたよりもさらに重要なのが
「④自分の意思で選ぶ(選んだと思わせる)」ことです。

ごほうびは与えるな!

世の社会学者は

「人は外部から強い圧力を受けずにある行為をすることを選択すると
その行為の責任は自分にあることを認めることになる」

と明言しています。

簡単にいうと、「人は自分で選ぶと責任を負う」ということです。

自分で選ばせるためには「物的報酬(お金)」や「脅し」といった
「外的な圧力(アメとムチ)」を与えてはいけません。

たとえば、あなたは社長で、常々
社員にさらなる成果をあげて欲しいと思っているとします。

そのとき、昇給や昇進をエサにして
社員のモチベーション(やる気)を引き出そうとすると
たいがいは長続きしません。

かなしいかな。人間の欲は尽きることがありません。

一方、昇給金額も昇進ポストも上限があるでしょうから
近い将来、社員を動かすエサは必ず尽きてしまうでしょう。

ディズニーランドに学ぶモチベーションアップ術

ディズニーランドでは物的報酬(昇給)ではなく
「自尊心を満たす」ことでキャスト(スタッフ)のモチベーションを上げる
仕組みを取り入れています。

〈評価といえば、多くは上長からの部下に対してのものになりますが、
ディズニーランドでは同僚や同じキャストからの評価を重んじます。

その仕組みが『スピリット・オブ・東京ディズニーランド』なのです。
年に一度(複数回あったかも…)、全キャストに投票用紙が配布され、
推薦したいキャストを一名投票します。

氏名と理由、コメントなども添えて。

そして、ディズニーランド全体でそれが集計され、
各ロケーション(職場)ごとに最も票を集めたキャストが、
一斉に表彰されます。

また、単なる投票システムではなく、ポイントもいくつかあります。

まず、投票されたキャストには、たとえ一枚であっても、
投票された用紙が本人の手元に届きます。
自分に何票入り、どんなコメントが書かれているのかが
分かるようになっています。

もちろん、投票は匿名です。
まあ、仲のいい職場であれば、
筆跡で誰が投票してくれたのか分かりますが…(>_< )

そして、この投票方式の評価の結果は、給与には全く反映されません。〉

以上、アメーバブログ「接客の龍、サービスの虎。」より一部抜粋。

家庭は、すべて人間関係の縮図です。

子育てされている方で、自発的に判断し行動する子を育てたいのなら
短絡的な「物的報酬や脅し(アメとムチ)」よりも、心的報酬を与えましょう。

子供の存在と可能性を認め、褒めてあげましょう。

「ありのままの自分は、自分以外の存在と同じく価値ある存在である」
と教えてあげましょう。

子供がいない方も、パートナーや両親のありのままを受け入れ
そばにいてくれることに感謝しましょう。

たとえ面と向かって言葉にできなくても、心の中で思えば十分です。

すると、「返報性の原理」により、
あなたも相手に感謝され心(自尊心)が満たされるようになりますよ。

「人を動かす7つの武器(返報性篇)」

「人を動かす極意」…それは、相手を認めてあげること。

突きつめると、これに尽きます。

ザ・心理テクニック

・コミットメント(=関与)が深いほど一貫性もはたらく

「自分で選択させる」とコミットメントは深化する

・人は「物的報酬や脅し(アメとムチ)」では、短期的にしか動かない

人は自尊心を満たしてあげると自発的に考え動く

・そのため、セルフイメージが書き換わり、行為自体も長続きする



コメント

このページの先頭へ