フットインザドアを活かす第3の条件【サンクコスト効果】

今回は、フットインザドアを活かす4つの条件のうち
「③努力させる」についてお届けします。


あるコミットメント(=関与)に労力が投入されればそれだけ
コミットメントした人の態度に与える影響が強くなります。

「手間のかかる子ほどかわいい」心理です。

社会心理学者のアロンソンとミルズが
1959年に発表した研究にはこうあります。

「何かを得るために大変な困難や苦痛を経験した人は
同じものを最小の努力で得た人に比べて
自分が得たものに対して価値を置くようになる」

とあるアフリカの少数民族には、成人を迎える男性に
割礼の際ある加入儀礼をするしきたりがあります。

まずい食べ物を与えたり、水を取り上げたり
ときには殴打し、寝るときも身体に何もかけずに冬の夜を過ごさせる。

こういった加入儀礼は3ヶ月にも及びます。

加入儀礼の厳しさが、集団に対する新加入者のコミットメントを著しく高め
部族としての団結力を維持しているのでしょう。

サンクコスト効果とは

無駄だとわかっていても投資した金額や時間
労力がもったいないからという理由で計画を続けてしまう心理を
サンクコスト(埋没費用)効果といいます。

簡単にいうと「諦めきれない心理」です。

そうです。

あるコミットメントに労力が投入されればそれだけ
コミットメントした人の態度に与える影響が強くなるのです。

株式投資で含み損が出ているにも関わらず
じきに相場が持ち直すのではと、根拠のない期待をもって損切りできない人。

お互いに得るものがないと「頭」では分かっているのに
いつまで経っても別れられない恋人たち。

そんなときは、合理的な判断ができていない可能性があります。

大切なのは、自分が今サンクコスト効果の影響下にあると「気づく」こと。

そして、「客観的な事実」を見ることです。

手間のかかる子ほどかわいい

ここで、サンクコスト効果を狙った、フットインザドアの応用例をひとつ。

ずばり、「甘えること」です。

たとえば、あなたが女性なら、棚の上の荷物を彼にとってもらう。

たとえ自分でできたとしても、です。

そして、そうした「ちょっとしたお願い」を少しずつ積み重ねていくのです。

要求も少しずつ大きくしていくとさらに効果的かも知れませんね。

すると次第に彼は、手伝った労力の分だけ
あなたを手放しづらくなっていくことでしょう。

男性諸氏は、くれぐれもご用心(笑)

ザ・心理テクニック

・コミットメント(=関与)が深いほど一貫性もはたらく

労力が投入された分だけ、コミットメントは深化する

・サンクコスト効果には、合理的な判断を損なわせる力がある

「ちょっとした甘え」を積み重ねて、異性の気を引け!

・食事や飲み物をおごってもらえるときは、素直におごってもらう

引き寄せの法則 引き寄せの法則

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